赤坂に住む隊の旅記録

六本木ヒルズで働くIT夫と大手町で働く弁護士妻の旅記録です。

最後の夏旅 2010


8月半ば茹だるような暑さの金曜日。


horny!


勤務終了後 → アメフト観戦 → Bar → そしてそのまま夜行バスでNYへと行ってきた。
今回も相変わらずのしんどっぷり旅だ。何故旅はこう毎度寝不足でスタートするのか。
明晰な頭脳を持ってしても全くもって解明不能。神のみぞ知る世界である。


アメフトは試合時間大体3時間程かかりまして・・・
最後の方とか見てる方まで疲れてくるんですよ。。
もうアメフト見てるんだかチアリーダー見てるんだか解らなくなってくるくらい・・・
まぁ確実にチアですけど。それも確実にキックオフからですけど。




そんな疲弊しきったバディを休めるべく、NYまでのバス内で至高の睡眠を取るはずが、
通路を挟んだ隣の席ではチャイニーズ娘共が、全盛期のSPEEDを彷彿させる同時トーキング全開で、
これには流石にトークの仕方ってもんを・・じゃなくて、軽く叱りつけてやらねばと、
いや、むしろ今世紀一番叱られたのは朝青龍かお前らかって位叱りつけてやろうかと思ったのだが、
しかしそこは仏の顔を持つと言われる私、「黙れ」 と、 "f*ck!" と、言いたくなるのをぐっとこらえ、
深呼吸をし、素数を数え、究極のスマイルを携えて "Would you mind keeping it down a bit?" と
大人対応したのでした。まさかの丁寧語である。




そんなこんなで、順調にHPを減らしつつNY到着。しかも思いの外早く、朝5時半に。
今回NYくんだりまでむざむざやって来たのは、去年DCの語学学校で知り合ったパリジェンヌが
バケーション使って今度はNYにやって来てるという事で、じゃ会おうかって流れになったからに他ならない。
ホントそれだけ。という事で、特にNYに予定ないのに朝5時半です。
もう一度言うと、NYに朝5時半にいて何もすることがありません。
そんな人、今この街にホームレスか俺しかいないんじゃないか。
俺はいつの間にそんなどん底まで落ちていたんだ・・ と愕然とし腰が砕けかけたが、
いや、待て。俺は只の旅行者だ。普段はお家へ帰って ほかほかごはん あったかいふとんで ねむるんだろな
そんな「にんげんっていいな♪ ©」的真理と共に財布とiPhoneを握り締め、まだ目覚めていないこの街に二本の足ですっくと立ち、
マック的な場所へと向かうのだった。




テキトーに時間を潰しつつ充電しつつ、その後ブライアント・パークへ。
この公園は大のお気に入りでして、時間潰しにはもってこい。
まぁ何があるって訳ではないんですが・・ 強いて言うならキレイなトイレがある、と。
何と言ってもここのトイレ、"America's Best Restroom 2010" の
ファイナリスト10に選ばれた位ですからね。
生花ありーの、電動の便座シートありーの、のTOTO顔負けなクオリティです。写真はUPしませんが。
セントラルパークとか、もう広過ぎて・・ 下手したら漏らしかねませんよ。いや、マヂで。(危なかった)
これ位のしっぽり感がグッドです。園内は Free Wi-fi完備ですし、
すぐ隣には紀伊国屋という立地。素晴らしい。至れり尽くせりとはまさにこの事。
ちなみに私はブライアント・パークの回し者とかではないです。当たり前だけど。
そして日本からNY来てわざわざ行くような所でもないっす。。




暇つぶしついでに紀伊国屋で次回秋旅用の 「地球の歩き方」 を購入し、
井上先生渾身のバガボンド壁画に別れを告げ、いよいよ友人と合流へ。


VAGABOND!






協議の結果、マンハッタンから気軽に行けるビーチ、"Coney Island" にやって来た。
他にもいくつかビーチあるんだけども、ここは地下鉄で行けるというアクセスの良さがナイス。
海は多分一番汚いだろうけどな。。


そしてココ、あの有名なホットドッグ早食い大会の会場なんです。これは知らなかったな。
駅を出ると目の前に、主催 Nathan's のお店が!

Nathan's!




看板には我らが日本人英雄 "The Tsunami" こと小林さんの似顔絵がどでかく描かれてます。

The Tsunami!




ホットドッグはこんな感じ。

ホットドッグス


もっととんでもないもの想像してたけど、見た目フツー。
ビーチもまぁ普通かな。入らなかったけども。


ビーチよりも隣接してる遊園地の方が有名だとか・・ なんでもこの観覧車 "Wonder Wheel"
上からマンハッタンが一望出来るとか。乗らなかったけども。。


Wonder Wheel!



・・・まぁ、そんな感じで、
さくさくとビーチを後にしてマンハッタンへ戻り、
何人かと合流して皆で朝方までわいのわいの飲んでた。
この日の夜は初めて肌寒く秋を感じました。








(…相変わらず最後まで日記書き切る体力がなく、バス降りてマック行くのに10行書いてるのに、
 飲みのくだりはまさかの1行。。面白い話はあったんだけどな。姉の部屋にキャロットがあったとかw 
 下ネタになってくるので自主規制で。。取りあえず仏人はエロイと。)




…あ、そーいえば、ホテルが面白かったのでちょっと紹介。
NYのホテルはバカ高く普通に$300とかするので、
いつもは日本人経営の安宿か、日帰りで帰ってしまってたんだけど
今回NY最後だろうから普通なホテルにしてみました。それでいて結構お得値段。
朝方ちょっと寄っただけなので完全に只の浪費となりましたけども・・




ミッドダウンにある "The Pod Hotel"
全室にiPodドッキングステーション配備されてるからこんな名前なんでしょうか。


ロビーフロント

ロビー2裏庭


ポップな色調のデザイニングホテル。シャレオツ。
屋上にも上がれるのがよい。カップルがいちゃこいてなければ尚良し。


屋上



まるでホテルのサイトから取ってきた写真のようだが、ちゃんと自分でざわざわ撮ってます。
もちろん俺は回し者ではない。




この設備でココは安い部屋なら$100くらいからある超良心的値段設定。超狭いけど。。
せっかくなんで俺はクイーンにしました。しかし不思議とそこに 「女王」 的要素は微塵も感じ無かったけどね。
あるのは、そこはかとない寂寥感だけ。 「女王はどこへ消えた?」 の世界である。


このドアに貼り付けてあるインストラクションにトドメを刺されましたよ。笑

How to have fun


4番、確実に実行出来ませーん。。。





■ The Pod Hotel




もう一つこのポッドホテルのユニークなポイント。
ネットで部屋を予約するとすぐに、宿泊者専用掲示板のURLとパスワードがメールでくる。
宿泊者同士で情報交換したり飲み友探したり相乗り探したりとかまぁそんな事が出来る。
パスワードは宿泊終えた後もずっと有効でした。使わないけどね。。






以上、さらばニューヨーク。 もう当分来ることもあるまい。


オパッピー




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