赤坂に住む隊の旅記録

六本木ヒルズで働くIT夫と大手町で働く弁護士妻の旅記録です。

グッドビュー × バッドガイド

早朝。カッパドキアへと続く田舎道を走る1台のバス。あまりにもキレイな朝焼けのなか目を覚ます…。これがカッパドキアの洗礼か。笑 写真を撮ろうと思ったが自分の頭の中だけにメモリーしておこう。


まだ頭がボーっとする…。かなり熟睡できたなぁ。帰りもバスでいいかも…。


≪眠気覚ましに…。≫




…しばらく走ると外も大分明るくなってきた。
カッパドキア行きバスからの風景


思ったより早くカッパドキア”ネヴシェヒル に到着。目的地ギョレメまでの直通バスは少なく、ここ ネヴシェヒルセルヴィス(サービス・バス)に乗り換える事になる。
バスのドアが開くと、外にいる男が「ギョレメ! ギョレメ!」と声をかけてくる。


おぉ解りやすい。運転手に聞いてみようと思ってたので手間が省けた。バスを降りてその男について行く。
(そーいや、前の座席に座ってたカップル、日本人っぽかったな。韓国人かも知れないけど。話が聞こえれば解ったんだが…、ウチらが乗る前からもう熟睡してたからな。。残念。未だこの旅日本人との接触無し!)




さて、セルヴィスの運転手と思われる男に待合室らしき場所に通され、「ここで15分位待ってくれ」みたいな事を言われる。
席に着くと、トルコ女性がカッパドキアの地図を持って話しかけてきた。いい情報になるかな思い話を聞いていると…、
ん?あぁこれは…、ツアーの勧誘じゃねぇか。




…はぁ。




軽く断るも結構しつこく勧誘してくる。何で断るのか解らないって感じで。確かにカッパドキアはツアーが便利らしいけど、レンタカーを借りて自分で回りたい」って告げると、それは危険だとか金が高くつくだとか…。
そーいえば、昨日メティンさんにも同じ事を言われたな。カッパドキアの山道は解りづらくて危険だし、事故ったら大変だ。当日でもツアーに参加出来るからツアーに参加した方がいい。」と。

う〜ん。確かにこのツアー結構お手ごろ価格なんだよなぁ。どうしようか…?
ってイカイカン!ここまで来てツアーはないだろ!
行き先を決められるのもイヤだし、はっきり言ってこの人達には何の信用もないんだ。なんせセルヴィスの人を装いバス客を強引に自分のガイドツアーに参加させようとしてる訳だから。確実にセルヴィスはもう行ってしまっているだろう。なんか今頃むかついてきた。って事でハッキリと断り店を出ようとすると、


「色々情報あげたんで10$ちょーだい。」と言ってきた。




話にならない。




ちょっと文句言いたかったけど、自分の英語力の無さを痛感するだけに終わり、無視してさっさと店を出る。


さてバスを探すか、ここからギョレメは近いんで最悪タクシーでもなんでもいいんだけどな。ウロウロしてると、意外にもすぐにセルヴィスだという人物に話しかけられる。(確証はないが)
まぁギョレメに行ければなんでもいいよ。早速乗り込み走り出す。




取りあえず、ギョレメ方面に向かってはいるようだ…。