赤坂に住む隊の旅記録

六本木ヒルズで働くIT夫と大手町で働く弁護士妻の旅記録です。

¡Bienvenidos a Bolivia!


4:00 起床!

起床!

(俺が2段ベッド使用。高い所好き。←ばか




昨日、機内で寝まくってたせいか目覚ましよりも大分早く起きてしまって…
ちょっと夜明け前の星空を堪能すべく早朝散歩することに。




無人のアタカマをぷらぷらと歩く。
いやーホントちっちゃい村だなー。そしてやはり朝はかなり冷え込む。
ちょっと今日の装備の見直しが必要ですな。。
昨夜は結構暖かくて、 「おぉ、これなら野宿いけるねー」 とか話してたんだけど、
それやってたらこの旅は終わっていたかも知れん。。






ウユニツアーは8時開始なので、
超早めに、眠たい管理人を起こしてチェックアウトし、
またアタカマをぷらぷらと歩く。
この村の昼間の姿を味わう最初で最後のチャンスなのだ。




朝カマ


日の差し方が朝っぽいですねー。
気分が盛り上がってきます。




中南米はやたら犬をみかけるんだけど、
この村は特に多くて・・・


いーぬ


すげー干渉してくるし・・・
移動してもずーっとついてくる。。


いーぬがついーてくるーよ


しまいには他の犬呼び出したりしやがって
流石に吹っ切りました。(吹っ切れなかったけどー




最終的には、遅れてきたパメラツアーのワゴンに駆け込み犬とおさらば。アタカマともおさらば。
(てか遅れすぎー。不安になるわー。


アタカマは国境近くの村なので、村の外れにイミグレがあり、
ここで出国手続きをしてから出発する。


旅のはじまり


このボリビアへと続く一本道からいよいよ本格的に旅が始まるわけだ。
気分上がってくるなー。ワクワク。




…村を出ると辺りには何もなくなり、遠くにアンデスの山々だけが見える。




道は徐々にオフロードになり、
そのうち只の轍の上を進むようになる。
広大な大地の上を駆け抜けているような感覚だ。



どんどん上る


高地を疾走!




すげー、すげーよ、南米。
てか地球すごいことなってんなーっつう 360°絶景を堪能しつつ…
この旅の為だけに購入した ”高度計” をチラチラと確認する。。


もの凄い勢いで数値がカウントアップしていく・・・


あっという間に3000mを越え、
昨日の最高到達高度3300mも抜き去る…
そしてさらにカウンタは上昇し続け…


3400…


3500……


3600………




俺「おいおいおい…」
K「凄まじい上がり方だな…」
俺「ちょっとこの上がり方は怖くなってくるね…」
K「大丈夫かねぇ〜」




そして、出発から約1時間後・・・


ついに…




俺「4000m突破っ!」


K「ぅおっほぃ!!」
俺「いや、ぅおっほぃとかじゃなくて、4000m突破しました。」
K「うん」


俺「意外となんともないね」
K「まぁ、明らかに普通と違うのは解るけどな」
俺「そうだね。 …あ、カロリーメイトの袋パンパンになってるっ」
K「お〜、すげ〜! はちきれそう。」


俺「それに足元から凄い冷気が…」
K「かなり外気温度下がってるなぁ」
俺「1600mアップだから、−10°ちょいか。確かにそんな感じ…」
K「もう少し着てくればよかった…」




俺「症状出るのに時間差あるだろうから、油断できんな」
K「あぁ、深い呼吸を心がけんとっ」




”波紋の呼吸法だッ”




俺「先ずは思いっきり吐いて〜〜〜〜っ!」
K「そして吸う〜〜〜〜っ!」




俺「コォォォォォォッ・・・  コォォォォォォッ・・・」
K「コォォォォォォッ・・・  コォォォォォォッ・・・」


俺「コォォォォォォッ・・・  コォォォォォォッ・・・」
K「コォォォォォォッ・・・  コォォォォォォッ・・・」




俺「コォォォォォォッ・・・  コォォォォォォッ・・・」


K「コォォォォォォッ・・・  コォォォォォォッ・・・」



 




・・・。





 

                                                    • -



 
9:00 ボリビアのイミグレ到着


イミグレ到着!


只の掘っ立て小屋があるだけだが、
バックの美しい台形山と、 カラー の国旗がアクセントになって
思わず写真撮りたくなるいい絵になっている。




少し周囲を歩いてみると、
やはり頭がフワフワしたような不思議な感じがする
走るとキツイ…


ボリビアのイミグレ イミグレの裏側




てか本当にここも何も無い…
ただ綺麗な荒涼とした大地…




と思いきや、何故かバスが捨てられてたりして…



バスが…





 
…入国手続きをした後はここでテーブルを広げて立ち食い朝食。
パンにハム、アボガドクリーム、そしてコーヒー てかミロ。。
てきとーにサンドウィッチつくってミロでかっこむ。


他ツアーの人たちも皆ここで朝食にしているようだ。
そしてここからは、乗ってきたワゴンから4WDのトヨタランクルに乗り換え、
食事が終わった人たちから順に出発していく・・・


ツアー再開!




通常このランクルツアーは5,6人乗りなのだが、
僕らは昨夜駆け込みで予約した為2人で1台。
ある意味貸し切り状態のかなりエスペシャルなツアーだ。
(まぁ、他ツアー客との触れ合いがないのは残念だが…


なのに、何故かこのドライバーは準備が遅く、
出発が1番最後になってしまった・・・。
待ってる間僕らも準備、準備… 防寒用のタイツ穿いたり、カイロ貼ったり…
(この動作だけでも結構大変。。息上がっちゃって。。




(一応動画もUP)










                                                    • -



 
さて、さらに高度を上げながらボリビアを疾走し、
先ず最初に現れたのが…


白い湖、『ラグーナ・ブランカ(Laguna Blanca)』  続いて…、


緑の湖、『ラグーナ・ベルデ(Laguna Verde)』




白〜い。 Greeeen!


湖の色も不思議なんだけど、空の色も何故か異常に青い。。(特にベルデの方


そしてこの2つの湖は実は結構近くにある。
パノラマで撮るとこんな感じ


白と緑の湖<P>






高度は4400mまで上がってきていた。
しかしまだ全然元気! 相方のKazakenは少し不穏な空気をかもし始めているが…。