赤坂に住む隊の旅記録

六本木ヒルズで働くIT夫と大手町で働く弁護士妻の旅記録です。

宝石の道を振り返って・・


13:00 ウユニ到着


¡Bienvenidos a Uyuni!




久しぶりの町だ。
ケータイも久しぶりに復帰。
但し、メールは出来るがパケットはNG。
つまり写メールはムリ。まぁよくある話。




この町の路面は乾季のウユニ塩湖を模しているのか、六角形で出来ている。


ここも塩湖!?




ホントに何も無い小さな町というか村で、
ウユニ塩湖がなかったら訪れる人もいないんだろうなぁ〜と思う。




適当にホテル前で降ろして貰い(泊らないけどー


ツアー終了だ。


最後にオスカと抱き合ってお別れする。(確か・・
3日間、色々ありがとう!




”¡Gracias! Adiós! Amigo!”







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さて、ここからは自力で旅を進めなければならない。
先ずは今夜のバス予約だな。


ウユニからラ・パスまでは夜行バスで10時間。
但しローカルバスや安いバスは倍近く時間かかったり、
安全面的にかなりオススメ出来ないらしい。


という事で、 地歩推奨の ”トド・ツーリスモ(Todo Turismo)” にやってきた
(てかココしか載ってない・・






…が、閉まっている。。
店外には2人外人が座っていて…
聞いてみると、どうやら15時から開くらしい。
結構時間あるけど、僕らも座って待つことに・・・




暫く座っていると、パラパラと外人が並び始めた。




そして開店!


先ず、先客の2人が入りチケットを購入。




そして、僕らの番。


さくっとチケット買って終わる筈だったが…
なんと、先の2人で満席だとか!



「なぬ〜っ!!」



バスはそれ1本しかない。
そして明日はバスは走らないとかほざいてるし…




ヤバイ・・・
まさか、ココでいきなり立ち往生か・・・


後ろで並んでた外人はいつの間にか消えている。
うちらも早く別のバス会社に行かねばっ
てか予定通りに着くバスがあるのか…




てっとり早く、すぐ近くのバス会社 ”パナスール(Panasur)” へ。


あぁトド・・




中に入って話をすると、意外にも同条件のバスがあり空席もあった。
後はこのバスが遅れずに着けばOKだな。


いや〜、一瞬マヂで焦りました。。あせあせ。


とりあえずこれで今日すべき事は完了したので、
後はバスの発車時間までまったりディナータイムだな。








少しウユニの町をうろついてから…


観光客向けのイタリアンレストランに入る。




Throw away your TV




K「いやぁ一時はどうなることかと思った」
俺「一瞬ビビったな、まぁ別会社でいけると思ったけどね」

K「そうか? 俺はトドしかないかと。」
俺「そんな事ないっしょ。只トド以外は遅いのかと…。」

K「まぁ奇跡的にうまくいってるなー、この旅。」
俺「そうねー。まだまだこれからだけどね…。」

K「クスコまで行ければ後はなんとかなるような気がする」
 「プーノ - クスコが怪しい」
俺「いやー、俺はナスカ辺りが1番怪しいと思うけど…」
 「最後の方マジメに考えてないし」
K「マチュピチュも… 1日ずれると帰り日曜になってマズイんだっけ」
俺「・・・やっぱリマに着くまで気は抜けなさそうだね」






俺「てか、ウユニはショックだったー、マヂで。」
K「雨季ど真ん中に行くしかないんじゃない?」


俺「難しいね・・・水張り過ぎててもダメみたいだし・・」
K「相当未練あるみたいだな。俺はもう来る事ないと思うが」


俺「そうか? 俺はもう1回来てもいいかも。10年後くらいに」
K「俺は高地には2度と来ねぇっ」


俺「…結構長いことつらそうでしたね。。」
K「まだ頭痛い…。」


俺「…。」






そんな感じでダラダラと2時間くらい店にいた。




(参考に、何処からか拝借してきた雨季ウユニの写真を上げておこう)
こんなんなるみたいです






店の奥にあるTVでは・・・
ずっと ”レッチリ” のライブDVD流してて、丸々一本見終えてしまった。。
まともに映像見るの初めてだったんだけど、なかなかイカすやつらで楽しめた。




レッチリライブ終了と同時に退店。


ウユニの町の想い出といったら、レッチリしか出てこねーな。。笑








…さて、これでウユニともお別れだ。
本当にあっという間の3日間だったなぁ。
そして旅全体としてはもう半分終了か。早いっ。


今回通ったこのチリのアタカマからウユニまでの道のりは、


通称 『ルタ・デ・ラス・ホヤス(Ruta de las Joyas) = ”宝石の道”


と、呼ばれている。


、など、色とりどりに輝く湖が点在し、
それが宝石のように見えるからだそうだ。


なかなかうまいこと言うもんだ。




…確かにここは宝石の道だった。


素晴らしい光景、感動 の連続…


そしてしんどかった。。笑 




しんどいけど、オススメの道です。
パッカーの間で特に人気らしく、
バイクや、チャリ(!?)で走破する人も多いんだとか。すごいな。








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19:50 再びバス会社前


夜行バスを待つ外人でごった返している


…ん?


俺「あ、ジャパニーズっぽい」
K「何処?」

日本人女性「ジャパニーズでーす」
俺「あ、聞こえてた・・」
K「声でけーよ」
日本人女性「いやー、私も気になってたんですよね」
       「日本人一人だと思ってたんでよかったー
       同じバスにいるってだけで安心です」
俺「そーいや、日本人いないねー」


日本人女性「本当はトドに乗りたかったんですよ」
俺「あーうちらもー」
K「ちょうど、僕らの前の2人でチケット終わっちゃって…
 「もうダメだぁ〜っ! て思いましたよ」
日本人女性「マジですか?それは悲惨ですね…」


日本人女性「どういうルートなんですか?」
俺「チリから入ってきて、これからマチュピチュ行ってナスカです」
 「そちらは?」
日本人女性「ボリビアからです。またラ・パスに戻る感じで」


K「高山病、大丈夫でした?」
日本人女性「ツラかったですよーーーっ」
       「2週間くらいやられてました。。」
俺&K「2週間!? 」
俺 「アホだー。 それはしんどいね。」
日本人女性「大丈夫でした?」
K「1日完全にアウトで…後ちょっと。」
俺「1日…くらいだね。」




てか2週間ラ・パス??
本物の旅人だ。




日本人女性「いいなぁ回復早くて」
       「工程どれくらいなんですか?」
俺「11日…半かな」
日本人女性「えっ!?」
       「短いですねっ! 相当 ”まき”じゃないですか? 周れるんですか?」
俺「そうっすね。GW旅って感じなんで…まきまきです。」
日本人女性「まきまきですねー。」
俺「まきまきっす」




K「お、バス乗り込み始めた・・」
俺「じゃぁ、行くかー」
日本人女性「じゃー、ラ・パスで」
K「んじゃ」
俺「じゃ、おやすみー」






つ・づ・く