赤坂に住む隊の旅記録

六本木ヒルズで働くIT夫と大手町で働く弁護士妻の旅記録です。

感動の瞬間


4:00 起床




今日はいよいよ ペルーのハイライト、


マチュピチュ(Machu Picchu)』 へ突撃だ。


マチュピチュ遺跡へはこの村からシャトルバスで30分ほど。
始発は5時半で、もちろんこれに乗る。
マチュピチュで日の出を見る為だ。




そんな寒くない




地歩には始発6時半って書いてあったんで
日の出に間に合うか心配だったけど、これなら大丈夫そうだ。
(まぁ間に合いそうになかったら徒歩で登るつもりでしたが・・






続々と人が集まり、出発!
全員乗り切れてないが、この時間バスはどんどん来るようだ。






夜明け前で真っ暗な中、ジグザグの ハイラム・ビンガム・ロード” を登っていく。
辺りは深い霧に覆われていて、ほとんど何も見えない。。








…ぎりぎり遺跡オープン前に到着っ
入り口にはもう既に行列が出来ていた。




行くぜ! へべれけと犬


サンクチュアリ・ロッジ組 だな。(もしくは徒歩か・・
意外にも日本人いないんだなぁ。
てか、 飲んだくれみたいなヤツ と 寝てる犬 が気になりますね。笑




ちなみにサンクチュアリ・ロッジってのは遺跡前にある唯一のホテルで、
独占状態だけあって値段がバカ高い…。1泊10万近くするアホテルだ。


アグアス泊でもオープンに間に合うんで、別にここに泊る必要はないすね。
豪華さを味わいたい人は別だが・・・。







さて、オープンと同時に遺跡内へ突撃!


辺りはまだ濃霧に覆われており視界は悪いが、
自然と急ぎ足で坂道をどんどん進む…。(意外とキツイ
早く絶好のビューポイントに立ちたいっ。




結構入り口から距離あるんだなぁ・・




分岐点にでた

マチュピチュはどっち?




「どっちだ?」




うーん、とりあえずマチュピチュ山って書いてある方に行くか(右)






…気づくと階段は消え、山登りみたいな道になっている。



なんかおかしいな。




これ完全に山登りじゃねぇか?




あまりにも人が少ない気がするし。
てか戻って行く人もいるし・・・。




ちゃんと地図を見直してみると…
マチュピチュ山は遺跡の後ろにある山だと判明。。


分岐点の時点でもう遺跡を通り越していたようだ。。あほーん。






…なんでこんなことになったかというと、原因はこの霧のせいっす。
全く見えないんですよ。堂々と遺跡の前を通りすぎるくらいにっ。






急いで遺跡に戻ると、幸いまだ日の出前で霧も晴れてなかった。
よかった。この霧が晴れる瞬間が見たいんだ。




見えーん


それにしてもホント 真っ白だ・・・。
この前にマチュピチュ遺跡があるというのが信じられん・・
崖かと思ったよ。こりゃ通り過ぎるわ。。






取りあえず霧が晴れるのをゆっくりと待つ。






マチュピチュ視界Lv.0




マチュピチュ視界Lv.1




徐々に霧が晴れていく・・・




マチュピチュ視界Lv.2




マチュピチュ視界Lv.3




おぉっ、マチュピチュが姿を現し始めたっ・・・





マチュピチュ視界Lv.4




マチュピチュ視界Lv.5




まさに 天空都市!


その全容を完全に現すのを待つ。






待つ。




ひたすら待つ。








 - 待ちゅぴちゅ -


待ちゅぴちゅ♪


・・・。






そして、




ついに・・・・






マチュピチュ視界Lv.6




「おぉー!」




湧き上がる歓声




思わず棒立ち・・


おぉーー…




…美しいですね。とても。
人気No.1世界遺産だけあってこの遺跡自体が美しいのはもちろんですが、


何よりもこのアンデスを覆う深い霧、その中から姿を現すマチュピチュ
この流れが本当に素晴らしい。


写真で見るマチュピチュとは全くの別物だ。
現地で見て、感じないと味わえない。最高の体験。
最高によかった。




動画
















一度、晴れた霧だったが、
またぶり返し、マチュピチュを覆い始め・・・


がーけ すげぇ




再びその姿を隠す・・・


感動も束の間・・







まぁ、霧の晴れる瞬間を見れたので、
そろそろ遺跡の中に突入するかっ!




いくぜぃ




遺跡の中から、今までいた場所を見上げる。


バックマチュピチュ


中にいると、マチュピチュにいるという感覚があまりしないな。


モン・サン・ミッシェルもそうだったが、マチュピチュも遠景が美しい。
この遺跡全体、さらに風景も含めて一つの美しさを造り出していると思う。


そして、こうして遺跡内を歩き回ると、
マチュピチュの写真がどれも同じアングルで撮られる理由も分かる。
あのポイントがあまりにもよすぎるんだ。
マチュピチュ全容を見渡せ、背後に聳えるワイナピチュ。
この山がなんともニクイ。もう ”ズルイっ” て感じ。


ティカルしかり、カッパドキアしかり、やはり複合遺産は素晴らしいな♪






てことで、内部はささっと抜けて、 『ワイナピチュ(Huayna Picchu)』 登山といこう。








ワイナピチュは1日400人という入場制限がある。
まだ朝なので、全然余裕だ。記名してゲートをくぐる。(戻らない人をチェックする為だとか






元々高い位置にいるので、
時間にしてみれば40分程で頂上までいけるのだが…、




意外としんどい。




断崖絶壁の山なんで、結構な急勾配。


何この顔?






… …



ふー、暑いな。。
朝だし山の上なんで寒いかと思ったけど、Tシャツで十分そうだ。








…頂上付近に到着しマチュピチュを眺めるも、
すっかり霧に覆われてしまっている。


いつもこんな感じなのかな。




霧というか、雲の中だな。(まさにラピュタ・・



きーり






取りあえずまた暫く休憩しながら待つと・・・




雲のなーか ハイラム・ビンガム・ロード、ほりすぎ・・





晴れてきたっ


いちいちニクイな、マチュピチュ




はれたっ!<P>




久しぶりのパノラマ写真。
(朝撮ったパノラマは全て失敗してたからなぁ…。
 霧が動くからうまく合成出来ん・・・。そりゃそうだわな。。


それにしても改めてすごい所にあるんだと思う。
当時はハイラム・ビンガム・ロードもなかったんだし。
てかこの道、遺跡の側まで掘り過ぎじゃねぇか?
遺跡と一体化しちゃうではないか・・








休憩後、さらに上に登る…。


ワイナピチュ山頂から




…ここが、頂上
マチュピチュハイラム・ビンガム・ロードがキレイに見える。


周囲は崖で柵とかなんもないんで、足踏み外したら即死ですね。
(毎年落下者がいるんだとか・・




きゅうけいー 頂上!











エネルギー補給して…
そろそろ下山するかな。タイムリミットだ。


エネルギー補給♪


*遺跡内は食べ物持ち込み禁止です。まぁここは遺跡外ってことで。。
 (ちなみに ”ようかん” です。しかも抹茶味っ






…遺跡外かと思いきや、
ワイナピチュにも遺跡あった。


”アンデネス(Andenes) = 段々畑” も!
すげーな、よくこんな絶壁の山に・・・。


遺跡内探索 ワイナにもっ









…下山始めると、
次から次へと入れ違いで観光客が登っていく。
クスコからの電車組か。日本人もポロポロいる。…やっぱいるか。


結構皆死にそうな顔してる。。




俺「もうすぐ頂上でーす」


日本人観光客「ありがとーう!」




おぉっ 今まで死にそうな顔だったのに!
流石、あいさつはきちんとしてますね(^^ 素晴らしい。






…で、下りは20分でマチュピチュ帰着! がんばった!


りゃーま♪




「疲れたぁ〜」




すごい晴れてるし。
ガッツリ動き回ってきたからなぁ。
時間ギリギリだ。




最後にまたあの小屋の前のビューポイントに行ってから帰ろう…


気合入れて登るぜぃ… (ちょっと膝ガクガク・・・笑


また登るぜぃ・・








いやー、ホント人増えたなぁ。
監視員までいて、遺跡に腰掛けると注意されるし・・・。


うーん、朝はやりたい放題だったんだが・・
やっぱマチュピチュは朝ですねっ。


昼もキレイだけど。キレイすぎるというか…。
ちょっと霧がかってる方が好きだな。
神秘さが全然違う。震える程に美しかった。




縦パノラマ<P>


これでマチュピチュ見納め!







12:00 マチュピチュ


ハイラム・ビンガム・ロードを下っていく・・




しばしの休憩・・ 仮眠して体力回復・・・




・・・。






ふぃー つかれたー


疲れぴちゅ。。