赤坂に住む隊の旅記録

六本木ヒルズで働くIT夫と大手町で働く弁護士妻の旅記録です。

睡眠時間 includes 通勤時間

残業規制強化による強制退社で…
最近睡眠時間に余裕が出来てきたので
通勤時間にちょっと本を読んでみた。




まずコレ


仕事が忙しいあなたのための 週末海外! サンデートラベラーの旅行&仕事術

仕事が忙しいあなたのための 週末海外! サンデートラベラーの旅行&仕事術




タイトル通り、サラリーマン生活しながら旅する為のノウハウとか
オススメスポットとかの紹介。


タイトルでは ”週末海外” と謳ってますが、
半分はGWや年末年始等の連休パターン。。


また ”〜&仕事術” ってところだけど、
こちらは至って普通のことしか書かれてない。
てか仕事は人それぞれ違うんで 「こうすべしー」 みたいのは難しいよね。。
やろうと思えば旅しながらでもある程度仕事出来るし。




まぁ、でもなかなかおもしろくサラっと読めた。(文章少ないからー


期待してたような裏ワザ的な情報はなかったけど、
写真の構図とかは参考になったし、旅行記としてはよかったな〜。




取りあえず、モンゴルとオーストラリアはちょっと行きたくなった。







 


続いて、コチラ


素数ゼミの謎

素数ゼミの謎



アメリカに13年と17年周期で同じ場所で大量発生するセミ


 1.なぜこんなに長年かけて成虫になるのか?
 2.なぜ同じ場所で大量発生するのか?
 3.なぜ13年と17年なのか?


…以上3点の不思議を解き明かした本。


17年ゼミの存在は子供の頃に図鑑見て知っていたけど、
何で17年かは考えなかったなぁ〜。




答えを書いてしまうと、
1、2の謎は 「氷河期」 のため。
限られた栄養と、限られた大地。
成虫になるまで時間がかかり、また羽化した場所を離れると
極端に交尾する可能性がなくなることが原因。


で、3.の謎ですが、
これはこの本のタイトルでもある 素数 という所がポイントだ。


13年と17年周期のセミが何らかの理由で生まれた訳ではなく、
それ以外の周期のセミが滅亡してしまったかららしい。
1、2の謎の答でもあるように、子孫を残すには同じ年に同じ場所で
羽化して来ないといけない。
その為には自分と同じ周期の相手と交尾する必要があり、
そうしないと生まれてくる子供の周期がバラバラになり、
全く仲間がいない年に羽化してきてしまったりする訳だ。


ここでカギとなるのが 「最小公倍数」 だ。


素数の性質として最小公倍数が大きくなるというのがある。
つまり、素数を周期とするセミは他の周期のセミと出会う確率が
著しく少ないということ。


それゆえに同一周期の子孫を多く作れ生き延びてこれた。


…とまぁ超ざっくり書きましたが、
壮大でちょっとロマンティックな?お話でした。








 


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本って読み始めると早く読み終えてしまいたくなる。
残業規制とかいってられなくなってまた終電ペースに戻っても
電車で読んでると・・・
週末辺りに急激に疲労(眠気)が・・・


通勤電車での睡眠って結構重要だったんだな、と、思った。


よく自己啓発本とかでは、「通勤電車では寝るな!」
みたいなこと書いてるけど、それは睡眠足りてる人だけ実践しましょう。